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活動レポート

ローカルプロジェクトにダイブする! ー地域×場づくりーイベントレポート

STAND TOKYO×STAND IBARAKIによる「STAND IBARAKI」公開説明会を開催しました。
今回はSTAND IBARAKIメンターで、昨年度参加者の相談件数No.1の実績を持つ山川 知則さん(VUILD 株式会社)をゲストに迎え、同じく昨年度スペシャルサポーターの柴田 大輔さん(はじまり商店街)とのクロストークを実施。
昨年度の様子や小さなチャレンジの必要性についてお話いただきました。

開催概要

▼開催日時/会場
2022年7月5日(火)19:00~21:00 FinGATE KAYABA/オンライン配信

▼ゲスト
◎山川 知則さん
VUILD 株式会社/波と風 代表/NPO法人ミラツク/ワークスタイリング テーマエキスパート

茨城県日立市出身。2003年文祥堂に入社。国産木材のオフィス家具シリーズKINOWAをプロデュース。NPO法人ミラツクと共同でオフィスづくりのワークショップを設計。ワーカーを巻き込みながらオフィス空間をつくることを得意としている。2021年よりVUILDに参画。国産木材×デジファブ×建築の掛け算に挑戦中。全体性を発揮して生きることを大切にしている。  

▼ファシリテーター
◎柴田 大輔さん
株式会社はじまり商店街 共同代表取締役/コミュニティビルダー

1988年生まれ秋田県出身。鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスの運営。他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりを行う。2018年8月から株式会社はじまり商店街(YADOKARI子会社)共同代表。年間300を超える多様なイベントの企画・運営する他、大手企業の社員研修やまちづくりの講師などを担当。都内の拠点10ヶ所を中心に多様な賑わい作りやコミュニティ支援を行う。

ゲストトーク

山川さん(メンター)×柴田さん(はじまり商店街)

◎みんな悩んでいる

山川さんがメンターとして参加した昨年、プロジェクトオーナーたちとの話から改めて気づいたのは「みんな悩んでいる」ということ。

山川さん「プロジェクトをスタートさせると、みんな最初は綺麗な計画や『きちんとした』目標をつくりがち。ただ、『なんでやりたいの?』と聞くと、本当に自分はこれがやりたいのか、と答えにつまるシーンがたくさんあったんです」

「自分はなぜそれがやりたいと思ったのか」「本当にやりたいことや想いは何なのか」をメンタリングするうちに人生相談になることもしばしばだったとか。

はじまり商店街でさまざまなローカルのイベントや企画を実行する柴田さんも、山川さんの話を受けてこう話します。

柴田さん「思いつきで企画やプロジェクトをすることは、全く悪いことではないけれど『やる理由』が自分で分かっていないとプロジェクトは続かない」

昨年の様子を見ていた柴田さんは、STANDプログラムやメンターとの相談を通して自分の想いをつきつめていった参加者が、最終プレゼンではそれぞれの「やりたいこと」をクリアに言語化して発表できていたのを感じたのだそう。

◎STANDはやりたいことを「小さくはじめられる絶好のチャンス」

STANDではじめるのは「小さなチャレンジでいい」と柴田さん。大きなことをしようと思わずにチャレンジを繰り返してほしいのだと言います。

山川さん「誰も失敗はしたくないので、自分から動くのは避けたがるけれど、昨年は何度も自分でイベントを実行してみて『失敗』を繰り返した参加者がいたのが本当によかったと思っている」

と、話すのは山川さん。

綺麗なものをつくるより、たとえ「企画がハマらない」という結果でも、小さくチャレンジを繰り返し続けて結果を自分で得ることの方が大切だと聞かせてくれました。

参加者交流会

イベントの最後には、リアル会場とオンラインでそれぞれ参加者交流会を実施。茨城に興味を持っているという県外出身者や、県内でフリーランスとして働いているという方、昨年度PJオーナー、茨城に遊びに行くための情報を集めているという方等に参加いただき、会場では茨城に対する想いや参加の悩みなどを語り合う様子が見られました。

最後に

ゲストトークで昨年度の様子を伺った今回のイベント。「自分の本当の想いややりたいことは何なのか」という悩みから、沢山の参加者の人生相談をしたという山川さんのお話が印象的でした。「プロジェクトのヒント」は、自分の今の生活や幼少の経験といった身近な部分にこそあるのかもしれませんね。誰にでもチャンスがある小さな挑戦の機会にSTAND IBARAKIを選んでいただけたら嬉しく思います。


▷STAND IBARAKIとは
茨城をフィールドにあなたの想いをカタチにする学びと実践のプログラム。
地域のキーパーソンからの学びや、つながりを得ながら「自ら設定したプロジェクト」のプロトタイプを実践します。メンターとして迎えた県内外の地域プレイヤーからのサポート・フィードバックを受けながら挑戦できるのも特徴。あなたのはじめの一歩を応援します。

◎STAND IBARAKI
2022年度エントリーは7/18(月)まで!https://standibaraki.jp

お問い合わせ ibaraki.iju@gmail.com

【主催】茨城県
【運営】茨城移住計画 https://ibaraki-iju.com/